底辺な人生、そんなもん。

思ったことをそのまま言葉にして綴ってます。

愛情を受け取る難しさ

今でも自分のネックにある問題。
幼少期に上手く母親からの愛情を感じられず孤独ばかりを感じて「独り」で生きたような思い。
私はそこからもう、人の愛情も、さらには飼っている愛猫からの愛情も受け入れることが出来なくなっている気がしている。というか、そうだと思う。
それはとっても悲しくて寂しくて、孤独で。自分で無意識のうちに拒否してしまっているのだろうことは自覚してきている。自分が悪いんだ、受け取れない私が。と思うことも多々ある。
でも、自分にかけられる愛情というものを素直に受け取れる人はそうやって育った人だと思う。愛情を感じることが当たり前で、愛されることが当たり前と感じられる人。否定じゃない、とても素敵なことだと思う。なんなら羨ましい限りだ。
でも、そうじゃない人だっている。私のように親との関係を上手く築けなかった人は、きっと愛情というものが不安定で信用に足らないものだって感じてしまう、私はそう。だって当たり前のようにずっとそばに温かくあるものだって思えないんだもの。
毎日毎日戦った孤独と向き合って、苦しくて捨てたくなったのに未だに捨てられないこの心をえぐりとる物は愛情が消えるその瞬間で。もう傷つきたくない、もうやめてほしい、解放されたい、のに独りじゃ生きられない、寂しい、怖い。そんな負のループを毎日頭で繰り返してる。
母親にいつも言われる。「他人からの愛情を受け取らないのはアンタ自身じゃない。」と。
そうかもしれない。けど私は愛情がそばにあることがもう怖くなってしまった。当たり前に信じられる人間にはなれなかった。素直に受け取る方法が、わからないまま大人になった。
マイナスなことが多い、苦しくなることが多い、何とかできるのは自分自身。わかっていてもわからないから難しい。
人間の育ち方、環境の違いでどうしても分かり合えないことがある。私はそれがもどかしくて悲しくて、私の心が今でも苦しい。
愛情を受け取りたくないわけじゃない。むしろ求めてもがいてるのはそういう「私たち」だと思うんだよ。